新井卓「令和鎖国」 で引き裂かれる家族たち──〈極私的〉記録から【公開中】

前篇)https://note.com/iwanaminote/n/nbb6c4763c4e3

「ダゲレオタイプの作品で知られるアーティスト・映画監督の新井卓さんは、昨年(2021年)末、署名活動の呼びかけ人となりました。新型コロナ感染症(オミクロン株)の水際対策として施行された入国規制について政府に見直しを求めるもので、1カ月ほどで約12,000人もの署名が集まりました。なぜ新井さんはそのようなアクションを起こしたのか――。直面した困難や活動の経験について、ご寄稿いただきました。(編集部)」

中篇)https://note.com/iwanaminote/n/n9fe5122260ef

現在も続く、新型コロナ感染症の水際対策。昨年末、オミクロン株の流行にともなって強化された入国規制について、政府に見直しを求める署名活動の呼びかけ人となった新井卓さんのもとには、大切な人と引き裂かれ、あるいは日本で予定していた暮らしを絶たれ、苦しみの中にある多数の人びとの声が届きました。ともに運動に取り組む人が増えていくなか、活動は新たな展開を迎えていきます。前篇につづき、「日本」という国の現状が浮き彫りとなる寄稿です。(編集部)

後篇)https://note.com/iwanaminote/n/n342ae3b84559

「新型コロナ感染症の水際対策として施行された強力な入国規制について抗議の署名運動を立ち上げたアーティスト・映画監督の新井卓さん。前篇中篇と2本にわたり、入国規制がもたらしたものと当事者の声、政府の施策の推移について、ご寄稿いただきました。では、なぜ、日本は、これほどまでに水際対策にこだわりつづけるのでしょう。最終回となる後篇では、明治初期のコレラや、2009年の新型インフルエンザの流行に立ち返り、考えます。そして、あらためて問います。国とは? 家族とは?(編集部)」